但馬牛博物館 デザインワーク

兵庫県の名産、但馬牛を紹介する博物館です。兵庫県立但馬牧場公園内にあります。完成からかなり時間が立っているのですが、「うんちく」を理解して取り組むことを必要とされたためため、そして仕事の「変革期」にあったため、記憶に良く残っていますす。この頃、私の会社はスタッフを増員し、分業で仕事を進めようとしていました。私が構想のためのラフを描き、展示コンセプトを依頼主の株式会社ムラヤマと詰め、それを得意分野によって選んだスタッフがパートを分担させるという手法でした。それ自体は別に珍しくはないことですが、新人スタッフに至るまで外注費や材料費、交通費などの経費を積算し、決められた利益率を守る、それを会社全体で集計したら、必ず目標の利益が出る、ということをこの仕事から試行しました。目的はひとつ、「新人スタッフでも売上ができる」だったのです。スーパーマンでなくてもベテランでなくても売上ができ会社内で自立できるを目指しました。すべてが絵に描いたようにはいきませんでしたが、そんなことで、良く覚えている訳です。

記録の意味もあり、構想時のプランシートを左下に掲載してみました。完成写真と見比べてみてください。

 

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有限会社アトムグラフィックス
プロデュース、施工/株式会社ムラヤマ